気持ちよく働くにはいくつかの要素が揃っている必要があります。
会社はその要素すべてを満たすために動かないといけません。
例えば昇給がずっとなければやる気が落ちますよね。
明確な昇給基準がなければ人事評価に不満を感じますよね。
そもそもやっていることに意義を見いだせなければやりがいはないですよね。
一緒に働いている人が嫌な人だと辛いですよね。
これらはすべて関連しているのでどれか一つ改善するだけではなく、
少しずつでもすべての要素が「改善されつつある」ことを従業員に示すことが、
大切だと思っています。
従業員視点からみた会社で働くメリット
- 生きていくのに必要な給料が決まった額もらえる(設計しやすい)
- 年金や健康保険料の半額を会社が負担してくれる
- 会社の看板があるので仕事がとりやすい
- 自分が得意でないことは他の人にお願いできる(分業)
- 友達や気心知れた仲間と出会えれば楽しい
従業員視点からみた会社で働くデメリット
- ある程度決まった額しかもらえない(コミッション制の金融営業等除く)
- 1日のうち8時間は最低拘束される
- 上司や顧客の指示に納得が行かないとストレスが溜まる
- 仲間がいやなやつだとつらい(相手もそう思ってるかもしれないけど)
どうすればメリットを維持したまま、デメリットを改善できるのか?
- 成果に応じて給料が増える
- 拘束時間はみんなで話し合う必要がある時間で最低限にする
- ユーザーのことを考えてない上司や顧客に対して意見をいえる
- 仲間にとってもいいやつになる
シンプルに上のような会社をみんなで作りたいと思います。
会社全体の成果主義を浸透させていきたいと思います。
個人の成果主義にはインセンティブという強いメリットがありますが、
そのためにチームの足を引っ張ったり、出世したいがために蹴落とすことは、
結果として会社の雰囲気を悪化させるので持続可能ではないです。
「会社全体の業績をあげてみんなでその分給料を増やす」これが目標です。
拘束時間に縛られるような仕事はできる限り減らしていきます。
会社にいてもいいのですが、チームがスムーズに仕事ができる環境かつ、
個人の成果がもっとも上がる仕組みができていれば必ずしも、
拘束時間や場所にこだわる必要はありません。
仕事が「誰かの役に立っている」「最終的に自分の家族も喜んでもらえる」
ということは超重要だと思います。
仕事を単なる作業として捉えるとしんどくて耐えられませんが、
これができれば、○○が喜んでくれるとイメージできれば嬉しいことです。
もちろん、仕事には直接向き合う相手がいますが、
最終的にはその先の人まで見られる場所で仕事をしたいですよね。
取引先の担当者が間違った考えを持っていればそれを直せるくらい対等な
立ち位置で仕事を提供できるくらいに自分達の魅力を高める必要があります。
会社は英語で「Company」と言いますが、これは「仲間」という意味です。
Corporationというのも会社ですが、これも体というところから来ています。
生活協同組合(生協)のことも「Corp」と呼びますよね。
仲間あってこその会社なので、仲間にとっていいやつであることが大切です。
つらいこともありますが、給与アップと自分の能力アップにつながると、
思って、自分のキャリア・実績づくりとして会社を使い倒しましょう。
そのためにマネージャーはみんなの力を活かして、
成果が最大化されるようなビジネスに導く義務があります。
より少ないストレスで最大の幸せを得られる会社にするため、
脳みそを絞り、孫さんよりもカラカラに考え行動しますので、
みなさんの力を貸してください。