会社の住所移転後の手続きはとても煩雑です。
その手続きのうちの一つ、雇用保険の事務所移転手続きは以下の届出で行います。
こちらの手続きはe-Govで行うことが可能です。
ただし、電子署名を付与する必要があります。
変更があった日の翌日から起算して10日以内に、
事務所の所在地を管轄する公共職業安定所に提出します。
法務局で登記移転後に電子証明書をすぐ取得すべし
添付書類として、変更の事実が確認できる書類(登記事項証明書)の添付が必要ですが、
電子証明書により変更の事実がすべて確認できる場合は不要とされています。
電子申請の場合に登記事項証明書はスキャンして添付ファイルとして届出書と共に送信するか、
現物もしくはコピーを管轄する公共職業安定所に郵送する方法でも可とされています。
このように無駄な証明書取得の手間が省けますので、
法人の住所移転登記を行ったらすぐに電子証明書を取得したほうが便利です。
事務所までの道順は作成後PDFファイルで送信
ちなみに多くの方は驚くかもしれませんが、
届出書は「最寄りの駅又はバス停から事務所への道順」を記載する必要があります。
初めて届出をしたときは鉛筆で下書きして手書きで書きました。
所在地が変更になった場合は当然この地図も変更となりますので、
添付ファイルとしてスキャンした画像(JPEGもしくはPDF)を送付する必要があります。
今回はCanvaというデザインツールを使って作成しました。
おしゃれな感じで作ることが出来ましたね!
Canvaでは無料でPDF出力もすることが出来ますから、
今回のように労働基準監督署に提出する資料を電子提出する際も役立ちます。
(たぶん、労基署に提出する資料をCanvaで作成した会社は日本で弊社が初)
ぜひ皆さんもCanvaを活用して見てください。
Canva – https://www.canva.com/
というわけで今回は雇用保険の事務所各種変更届出を効率よく提出する方法をご紹介しました。