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コンピューターの歴史を振り返りながら語る回

みなさん、こんにちは。コンピューター関係の仕事をすると、
お互い話が合わないくらい色んな仕事があることに驚きますよね。

僕の友達はコンピューター関係の仕事についている人がとっても多いのですが、
これは類は友を呼ぶということなのでしょうね。

それぞれベンチャー企業から大手システム企業、
GAFAやスタートアップ企業なんでもござれですがお互いが知り合う機会は実は少ないようです。
もっと人的交流が進めば日本のITももっと活性化するのになあと思います。

それを言ったら大企業にいる人達ももっと新しいところに来てほしい!
でも、大企業にいるメリットはまあ大きいんですよね。

リスクのある選択は取れないのは十分すぎるほど分かるのですが、
自分に力があって万が一失敗しても再復帰できるような人、
つまり、自分は少なからず恵まれているなら、色々挑戦してみるというが、
一つの社会貢献の仕方かもしれないなあと思います。

自分の幸せを犠牲にするのは誤りです。
でも、その幸せだと思っていた要素をほぐしたら、
意外としょうもないことを幸せだと盲信していたってこともあります。

そういうものを全部脱ぎ捨てて自分の好きなことを追求する、
そのためには犠牲にするものは少なからずありますが、
もし、自分は恵まれているなあと少しでも感じているなら、
何かを始めるということはどんなに小さなことでもやるべきです。

それぞれの好き勝手にやってみることが社会を少しだけ変えていきます。
これはシュンペーターのいう「企業者」だと思いますし、
もし、その活動に価値を感じてくれる人が増えていったら、
それは間違いなく経済を成長させていくことに繋がるはずです。

 

職業名はプログラマかエンジニアか?

 

最近はプログラマという言い方もあまり聞かないですね。
どちらかというと、システムエンジニアを名乗る人が多いようです。

システムアドミニストレーターというのもありました。
今ではその名称の試験も基本情報技術者試験と改名されています。
確かにシステム関係の仕事はAdminに限りませんからね。Createも仕事の一つですからね。

イケてる会社ならフロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニアという区分も多いです。
なんでも屋さんならフルスタックエンジニアというカッコいい言い方もあります。

結局呼称はどうでもいいのですが、コンピューターは好きでありたいですよね。

カッコいい名前がついていれば皆なりたいと思うかもしれません。
システムアーキテクトとか、デジタルエンジニアとか、クリエイティブエンジニアとか、
そういう新しい職業名を作っていくスタイル好きです。

好きなのは良いのですが、好きなものしか作りたくないという人も結構います。
よって、仕事としてやるにはちょっと扱いづらいという人も見かけます。

あ、自分のことですね。わかります。

また、この業界のエンジニアさんは超真面目な人が多いです。
僕の友人は他の会社が作ったクソコードを許せず何千ものコードを書き直しました。
こういう正義感あるエンジニアによって大企業のシステムは支えられています。

そして、彼を雇う会社にとってもとってもありがたい働きぶりです。
しかし、他人事ながらこういう良い働きをする人を活かしきれてないなあと思います。

だったら本人も新天地を目指したらいいんじゃないかと思うのですが、
本人は本人でそこまで居心地の悪さは感じてないようですから、
他人から見るとおもしろいなと思います。

一つ言えるのは真面目すぎる人は燃え尽き症候群になりやすいので、
上司からの積極的なストップが必要です。

大学院のときの超先輩(定年退職)がこういってました。
「会社は社員を守ってはくれないよ」
実体験としてはまだ腑に落ちてはいませんが、その言葉は忘れてません。
なんでだろう。

 

昔のコンピューター時代をバカにしてはならぬ!

 

今ではコンピューターが進化して、使う人も増えて、色んな用途が出てきました。
「パーソナルコンピューターなんて必要ない」と言われていた時代は嘘のようです。

今ではコンピューターなしには世界は回らないのではないかというくらい浸透していますが、
実際のところ、別に1970年代にタイムスリップしても生活には困らない気もします。

さて、現在60歳前後の方々はちょうど若い頃にコンピューターを仕事で使い始めた世代です。
確かにパソコンやスマホが苦手な人も多いのですが、
そういう人でも若い時の仕事はプログラマだったりする人がいてびっくりします。

なぜそういうことが起こるのかと言うと、
当時は今のようなコンピューターではなかったため使い方もコーディングもまるで違うからです。
あとは単に歳を取ると新しいものを受け入れるのが難しくなるからです。

C言語やCOBOLでゴリゴリ書いていた先駆者を尊敬しなければなりません。
だから今そういう人でも使いこなせるアプリって素敵だなと感じます。

 

コンピューターでできることと言えばしょぼいゲームや百科事典ソフトでした。
業務用の通信回線を引いてネットワークを作る仕事もたくさんありました。

「そんなもの2万円で売るとか(笑)」みたいなソフトがたくさんありました。
当時は新しかったのでそれなりに売れたわけです。
ソフトバンクの孫さんというのはこの頃にソフトを集めて販売していた人です。

これは僕が放課後小学校のパソコン教室で毎日使っていたソフトです。

Windowsのペイントに効果音をつかたようなお絵かきソフトでした。
(今見ても子供なら十分楽しめるんじゃないかと思えます!)

Webページを作る仕事は今でもありますが、
当時はだれもWebサイトをもっていませんでした。

ライブドアのホリエモンはこの頃にウェブサイト制作をしていた人です。
楽天の三木谷さんもサーバー1台で13店舗しかないお買物サイトを作りました。
(その頃、米国では既にAmazonがNASDAQに上場していた)

オークションサイトもビッターズというヤフオクの二番煎じみたいなものがありました。

ビッターズでは生物を扱えたんですよ!
僕も熱帯魚をオークションで手に入れたりしていました。
そう、このビッターズオークションを運営していたのが、DeNAの南場さんです。

振り返ると普通だったり皆がやっていると思っても、
試行錯誤していくと色々学びがあってこうした人の会社は今に繋がってます。
つまり大切なのは今、この時に何かをすることです。

不思議なのは当時よりも格段にツールが発達した現代においても、
ITを使ってめちゃくちゃ革命的なサービスができたという話は聞きません。
やはり、テクノロジーは使う人の思考によって生かされるんだなと感じます。

 

 

「空飛ぶクルマがほしかったのに、手にしたのは140文字だ」ピーター・ティール