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【MF】三菱UFJ銀行の振込依頼人コードは契約者番号が使える

「目指せオンラインバンキングマスター!」

 

ということでFBデータ(ファームバンキングデータ)を使った振込情報の作成に必要な情報、
「振込依頼人コード」について三菱UFJ銀行の場合を想定した内容になります。

振込依頼人コードとはなんでしょうか?

マネーフォワードのクラウド給与では給与振込用のFBデータを出力できます。
その際に[基本情報]から[支払口座]に「振込依頼人コード」という数字を記載する必要があります。

 

「振込依頼人コード」とは、FBデータに記載する必要がある金融機関が会社に割り当てる10桁のコードです。
「委託者コード」や「会社コード」という名称で発行されている場合もございます。

弊社ではこの番号を発行することができないため、コードについてご不明な場合はご利用の金融機関へご確認ください。
なお、「ジャパンネット銀行」「住信SBIネット銀行」は依頼人コードが存在しないため、「0(ゼロ)」10桁でご登録ください。

 

この情報、銀行によって呼び名が違うようで「委託人コード」「会社コード」と呼ばれます。
また、インターネットバンキングのIDとも違うようで、
例えば三井住友銀行のWeb21というサービスの「会社コード」は使えません。

それぞれの銀行で法人用のインターネットバンキングサービスだけでなく、
総合振込、給与振込サービスの契約をする際に送られてくることが多いです。

 

三菱UFJ銀行の場合BizStationの初回申込時に送られてくる

 

MF給与というソフトは銀行のオンラインバンキングと連携されているので、
みずほ銀行や三井住友銀行であればWebブラウザ上から振込依頼が可能です。

残念ながら三菱UFJ銀行はMFとオンラインバンキングとの連携がされていないので、
一度FBデータを出力して、給与振込や住民税振込を三菱UFJ銀行のBizStationから実行する必要があります。

 

その際にMF給与上では「振込依頼人コード」というコードが必要です。
他のソフトウェアにおいてもFBデータを作成するには必ず必要なコードです。

 

三菱UFJ銀行では振込依頼人コードという名称を使っていないのですが、
電話でBizStationのサポートセンターに尋ねたところ、

「BizStationサービス利用のご案内」に記載の「ご契約者番号」が該当するとの回答を頂きました。

 

給与振込も総合振込も住民税振込もすべてこの10桁の「ご契約者番号」を使えるわけです。

 

当然給与振込で作成したFBデータは総合振込としては実行できない

 

「給与振込で作成したFBデータを総合振込として登録できるでしょうか?」

 

これはできません。

ただし、三菱UFJ銀行では指定日以降に給与振込依頼した場合は、
自動的に総合振込扱いになります

給与振込の依頼は3営業日前には登録しておく必要があります。
それ以降でも依頼をすることはできますが、総合振込扱いになります。

BizStation操作マニュアル 総合給与振り込みサービス編 2-48

手数料等で給与振込の場合は減額されているときは、
総合振込に自動的に切り替わりますので通常の手数料がかかってしまいます。

MF上にも振込依頼人コードは総合振込用、給与振込用、住民税振込用の3つの欄が用意されています。
三菱UFJ銀行をお使いでしたらすべて同じ「契約者番号」を入力すれば大丈夫です。

MFでFBデータを出力する際に自動的にこのコードを使ってデータを作成してくれます。

 

今回のように同じデータであっても会社によって名称がつけられたりするケースがありますよね、
三菱UFJ銀行のBizStationにおける振込依頼人コードについてご紹介しました。

お役に立ちましたら幸いです!