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人生を創造的に変えるバグリストの魅力と簡単なやり方

 

「自分には発想力がないと思い込んでいませんか?」

 

私もまたそのように考えていたひとりの人間でした。
普通に大手企業に就職し、平均的な生活を送ると思っていました。

大手企業に入社した当初は意気揚々と仕事に取り組んでいましたが、
半年も経つと次第に自分が何をしているのか、どういうキャリアがあるのかわかります。
周囲を見渡してみると、そこには自分が本当にやってみたい選択肢が見つからなかったのです。

ある日、咳が止まらなくなりました。咳喘息であり、ストレスが原因でした。

それから、6年目が経ち、私は会社をやめてから3年が経ちました。
会社をやめた時は一歩を踏み出したという開放感を手に入れた反面、
結果としてすべての行動の結果を全身で受け取る事になりました。しかし、日々充実しています。

ここで伝えたいことは、別に会社をやめて独立したり起業することではありません。
大げさなことを言うつもりもありません。少しだけ考え方を変えてみませんか?

ここではアイデア発想法である「バグリスト」を通して、身の回りのバグ(課題)を意識することから始めて、
アイデアの種を作ることができます。これはアイデア発想法として最も効果的な方法だと信じています。

 

目次

バグリストのフォーマット・作り方・やり方

早速ですが、バグリストやり方についてご紹介します。
読書猿さんの書籍「アイデア大全」において、バグリストの実施方法として以下の通り紹介されています。

  1. 紙かノートを用意して、タイマーを10分間にセットする
  2. 不愉快なこと、出会った嫌なこと(バグ)を、ジャンルや新旧こだわらず、とにかく書き出す
  3. タイマーが10分経ったと知らせたら、手を止める
  4. 終わって気分がいくらかすっきりしたなら、それを味わい、やる気をチャージし、やるべきことに取りかかる。
  5. さらに問題解決に取り組む気概まで生まれてきたというなら、今つくったバグリストか、これまでに書き溜めたバグリストを眺めて、
    1つか多くても2つ選び、その不愉快を改善/解決することを考えてみる。

 

この方法はJ.Lアダムスの「創造的思考の技術」で紹介されていたアイデア発想法です。
バグリストは本来紙とペンで実施するものですが、これをWeb上で作成することができるツールがあります。
それがバグリスト作成ツール「Hirameki」です。

https://hirameki.cocolofun.com/buglist/

 

このHirameki(ヒラメキ)は、新規事業や起業アイデアを生み出すWebサービスです。

これまでのバグリストは一人で黙々と実施するものでしたが、
このHiramekiバグリストはなんと複数人でバグリストを作れます。
共有方法は簡単です。ルームを作成したらURLを共有することで2人以上のグループで同時にバグリストを作成できます。

ルームを作成すると一意のアドレスが発行され、そのページに移ります。
このページのURLを友だちや同僚にシェアしましょう!(主催者が押すまで全員開始は押さないでくださいね)

そして、「時間選択機能」も備えています。

これは実際にバグリストを作成してみると実感すると思いますが、10分間は結構長いということです。
上級者向けに1分から10分までの好きな時間を設定することができるようにしました。
最初は10分でやってみてほしいと思いますが、慣れてきたら短時間でもできるようになるでしょう。

Webブラウザから誰でも無料で使うことができますが、Google Chromeの利用を推奨しています。
気になる方はぜひ一度バグリストを簡単に作れるHiramekiバグリストを使ってみてくださいね。

https://hirameki.cocolofun.com/buglist/

 

バグリストがビジネスアイデア創出法として良い理由

ここまでご紹介したようにバグリストのやり方は簡単です。紙とペンと少しの時間しか必要ありません。
それでも、多くの人は「良いことを聞いた」と思うばかりで手を動かさないでしょう。

そう、「めんどうくさい」からです。

実は何かを始めるとき一番の壁は準備でもルールを覚えることではありません。面倒臭さです。
私も最初の一歩は面倒くさいと感じます。いや、感じる以前に本能的に避けてしまいます。
こうして書いている記事すら、なかなか書けずに2週間以上かけています。

しかし、最初の一歩は完成させること。バグリストは単純です。まず10分時間を作りましょう。
その一歩は小さな一歩ですが、人生にとって大きな一歩となるでしょう。

バグリストが特別なアイデア創出法と言えるもう一つの理由、
それはバグリストを通してでてきたバグは「他でもない自分の関心のあるバグ」であるということです。

なぜ、そのことが大事なのかというと、ズバリ、「自分の問題に気づくことができる」からです。
多くの人は自分の不満や苦痛がどこから生まれているのか、なぜそう感じるのかをそもそも認識していません。
問題を正しく認識せずに「なんとなく嫌だ」「なぜか不安だ」という感情が出てくることは自然なことです。
しかし、それでは本当に自分が気づくべき問題にたどり着けず、誰にも相談できず、追い込まれてしまいます。

例えば「ある程度お金持ちになったのになぜ自分は幸せではないのだろう」と思ったとしたら、
それは自分にとってのバグだと言えます。人から見ていかにも幸せそうでも本人がどうかは別問題なのです。
だから、自分のバグに気づくことが大事です。
そしてここに向き合うことはしんどいことでもあり、一番大きなエネルギーの源でもあるのです。

面白い話をすると、エネルギー源となっているということ。これを応用すればビジネスの種になりえます。
なぜなら、ビジネスとは「他者に価値を提供することで対価を手に入れる行為」だからです。
これはつまり、他人が求めているものが仕事としてお金をいただける仕事になるということです。

自分が抱えているバグの解決法を見つけることが、自分にとって価値あるのは当然ですし、
同じようなバグを抱えている人にその解決法を提供すればそれは対価をいただける可能性があるのです。

これをシリコンバレーのスタートアップやベンチャーキャピタリストは「ペインポイント」として重視します。
お客さん、ユーザーが感じている「痛み」を正しく理解することが、最初の一歩だからです。

そして、そのペインポイントは自分や自分に近い人が感じていることであればあるほど望ましいと言われます。
なぜなら、自分や家族、友人のバグ(ペインポイント)を解決できるなら起業家も熱意を持つことができます。
その痛みを近くに感じていればいるほど、解決策としてのシステムやアプリ、製品、サービスが正しい方向に進みます。

それは、なんとなくユーザーがいるかも知れないとか、マーケティング調査で作られた架空のユーザー像ではなく、
生きた一人の生々しいユーザーの悩みであり、ここではバグであり、ペインポイントです。

こうした理由から私はバグリストをビジネスアイデア創出法として極めて良い方法だと考えています。

 

バグリストからビジネスアイデアを作るときのコツ

起業アイデア発想法としてバグリストを用いるならば、予め断っておくべきこともあります。
それはビジネスとして、事業を動かす人としてごく一般的なことです。

「事業アイデアは決して研修に参加したり、コンサルタントに教えてもらえるものではありません」
「事業計画書は鉛筆なめなめで作ったから稼げるようになるものではありません」

つまり、バグリストを使えば魔法の杖のように、安直に稼げる事業ができるというわけではありません。
それでも、私がここでバグリストを紹介するのは、
すべての人が冒頭に書いたような「自分に発想力がない」ということはないということ。
そのことに気づいて欲しいということと、
結果として生み出した自分のバグリストにこそ自分が取り組むべき課題が現れると信じているからです。

アイデア創出でも同じことであり、ビジネスにするには「行動」して「検証」しなければ意味がありません。
たとえアイデアを作ったとしても、現実の世界での事業となるまでには多大な労力が必要です。
だから、バグリストは楽をして稼ぐ方法では無いことは自明なのです。

それでも、今回バグリストに関心を持っていただいたということは、
「そうなりたい自分」というココロが少しだけでもあったからこうしてこの記事を読まれているわけです。
その希望を捨てないで欲しいと願っています。

そして、バグリストから新たな一歩を踏み出す人を応援するためにHiramekiとうツールがあります。
誰でも簡単に一歩を踏み出せる無料のバグリスト作成アプリです。
準備不要で簡単にバグリストを作成し、新しいビジネスアイデアのヒラメキを手に入れましょう💡

https://hirameki.cocolofun.com/buglist/

そして、ユーザーの皆さまからの意見や感想もお待ちしています。
例えば「こんなバグリスト活用法があります!」といったことはもちろん、
「この環境では動きませんでした」といったご指摘もとってもありがたいです。

お問い合わせやご連絡は以下のフォームよりお寄せください。

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